2007年7月
初代花の慶次が登場!!
初回導入は少なく、バラエティコーナーの1機種だったが、関西を中心に人気が上がり、人気は全国へ広がっていった。1/399のMAXスペックで80%継続で高い連チャン性能と出玉感が口コミで広まり、人気を博した。
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初代倖田來未が大ヒット
当時、カリスマ的人気を誇った倖田來未とのタイアップ機。倖田來未が全面協力のもと制作され、大ヒットを記録。以降歌パチとしての地位を確立させた。
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2007年10月
カリブショック事件
当時、天下の海物語という状況で出せば必ずヒットした。スーパー海物語INハワイや沖縄も液晶、演出一新で大ヒットした。 そしてその上のいく「ハイパー海物語INカリブ」が販売されることになった。業界は、この機種に期待して、37万台の超大量導入が行われた。中には160台以上の導入される店もあった。そして、いざ導入されると「今までとは違う演出スタイルが大不評」で1週間後には誰も打たなくなった。あの海物語がまさかの自体に店側は大赤字で大打撃を受けた。
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2007年11月

アクエリオンが空前の大ヒット
カリブショックが冷めやらぬ中、アクエリオンの機種CMで流れていた「あなたと合体したい」というフレーズが全国で話題になった。OP曲はオリコンチャートに入り、機種は終日フル稼働し、大ヒットを記録した。
 

2008年4月
冬のソナタ2が導入へ
日本中に社会現象を巻き起こしたドラマ「冬のソナタ」とのタイアップ機2作目。海物語のシェアを奪った前作、同様に大ヒットを記録。導入4ヶ月前からの繰り返しTVCMが流れていたので、記憶に残っている人も多い。


2008年11月
時速2万発の化物機”初代牙狼”が登場
導入前から「牙狼」という台の性能が凄いらしいと業界では話題であった。しかし、マイナー版権であったため、差ほど期待されてはいなかった。いざ導入されると、時速2万発という驚くべき速さと、期待獲得出玉が約1万発という高い出玉性能が話題になり、空前の大ヒットを記録。4号機時代が終焉し、業界全体が暗くなっているときに、業界の危機を救った機種になった。
初代牙狼
2009年
本格的に低貸コーナーが普及
ある店が客を呼ぶ秘策として、1パチコーナーを設置したところ人気になった。4パチの4倍遊べるとして、人気は口コミで広まり、全国各地に普及し始めた。
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2009年3月
爆裂機ファフナーが登場
デジパチと羽根物が合わさった混合機で羽根物のような自力でV入賞させていくゲーム性の機種。連チャンモード「スーパー乙姫チャンス」に突入すると、1400発が実質85%ループする一撃性で、初代牙狼に匹敵する出玉性能を誇った。
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《攻略打ちの発覚》
この機種は、V入賞によるガチ抽選を売りにしているが、攻略打ちをすることでほぼ確実にV入賞させることができる攻略打ちが発覚した。そのため、永久に連チャンする人が続出。全国各地で10万発以上出したという報告があった。そのため、導入されてから一か月で撤去されてしまった。  製造元SANKYO側は、導入前に攻略打ち等は対策済と豪語していたが、結果、このざまであった。


2009年9月
エヴァのパチンコが人気絶頂
エヴァシリーズ5作目となる「CR新世紀エヴァンゲリオン ~最後のシ者~」は、エヴァシリーズ過去最高の売上を記録。23万7000台の大量導入され、見事に大ヒットした。


2010年2月
パチンコに天井が搭載!?
豊丸産業から「CR天上のランプマスター」が販売された。この機種は、「ST」と「リミット」という確率変動による連荘を抑制する二大要素を逆に有効に使い、パチスロの天井のようなスペックを作り上げた画期的システムだった。豊丸の開発力に可能性を感じた瞬間だった。

2010年6月
花形のエヴァがまさかの大コケ
6作目となる「CRヱヴァンゲリヲン ~始まりの福音~」が発売された。当時のエヴァシリーズといえば、ビックタイトルでパチンコの花形的機種だった。新台が出ると終日フル稼働が当たり前で、中でもエヴァ始まりの福音は初の2000発搭載で高い出玉性能を売りに発売。業界も期待し、21万台という台数が超大量導入された。しかし、稼働はエヴァ史上最低を記録し、大コケしてしまった伝説の機種。 
エヴァ

2010年7月
北斗シリーズがパチンコの看板機種へ
4作目となる「CR北斗の拳剛掌」が発売された。出玉感と手に汗握るバトル演出がウケて、人気のあった前作に続くヒットを記録し、北斗シリーズの人気を不動のものとした。
R北斗の拳剛掌

2010年10月
TVCM宣伝・イベント自粛へ
東日本大震災など社会状況などの影響もあり、メーカーは新台発売とTVCMなどの広告を自粛した。そして、警察庁からも出玉イベントの規制が通達され、それに伴うイベント広告が実質不可となった。

2011年6月
平成の歌姫がパチンコへ
ビスティからCR浜崎あゆみが販売された。国民的歌手で歌パチには定評のあったSANKYOの小会社ビスティからの販売ということもあり、7万台の大量導入を記録。しかし、導入されると浜崎あゆみのサクセスストーリーを題材したアニメ演出と激熱予告・疑似4連からハズレ→復活小当たりという謎の演出バランスが反感を買った。浜崎あゆみのTwitterにもファンから非難の声が届いたことで、「これはもう本気でやばいよね。だって私、これ今初めて見たよ。一体何がどうなってるんだ」などと苦言を呈して少し騒動にもなった。
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2011年7月
リングが大ヒット
藤商事からリングシリーズの2作目となるリング呪いの7日間が導入された。ゲーム性、演出バランスが好評で異例のロングヒットを記録。以降、藤商事の看板機種となった。
リング

2011年10月
確変革命が起こる!!
CRウィッチブレイドが発売。この機種は、豊丸産業独自のシステムが開発、採用されていた。アタックラウンドという大当たりラウンド中に、V入賞させ、強制的に確変突入させるシステム。これにより、確変期待出玉を各段に上げることができ、高い出玉性能の機種が実現可能になった。のちのMAX牙狼のベースとなったシステムであった。
ウィッチブレイド

2011年12月

京楽がサプライズ筐体を販売
京楽のキラータイトル”必殺仕事人4”が発表された。中でも筐体は、業界の度肝を抜く筐体で「全体未聞の飛び出すボタン」、「筐体のハンドルから風が出る」、「ド派手なギミック」「激甘スペック」。全てが前代未聞の革新的な筐体だった。注目度は、抜群で立ち見続出した。のちにどのメーカーも筐体を凝るようになったきっかけとなった機種。
CRぱちんこ必殺仕事人4


2012年8月
人気絶頂のAKBがパチンコ業界に進出
AKBの全盛期に満を持して発売された機種。20万台という大量導入されながらも 、終日フル稼働して大ヒットを記録。RTCという1時間の1回のAKBライブでライブの一体感を上手く表現した。スペックも初代牙狼と同じ1種2種混合機で高速消化でき、当たりやすいライトミドルスペックだったのでAKBを全く知らないサラリーマン世代にもウケた。
akb48
2013年11月
ルパン三世がロングヒット
ルパン三世の最新機種「消されたルパン」が導入された。継続率82%という高継続に特化したスペックが受け、ロングヒットを記録。増台に次ぐ増台で最終11万台も売れた。
ルパン三世

2014年7月
前代未聞の牙狼の新筐体
牙狼シリーズ5作目となった「牙狼金色になれ」は、これまでの概念を根底から覆すド派手な役物を搭載していた。筐体の上から牙狼役物が飛び出す仕様となっており、パチンコファンに衝撃を与えた。
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2015年12月

1/399MAXスペック規制
初当りの確率下限が1/320までになる。これにより、店側の売り上げの上位を占めてしたMAX機がなくなったことで店側が大打撃を受ける。

2016年3月
北斗無双が大ヒット
今までの北斗シリーズとは全く違う斬新な演出スタイルと1/319のスペックながらも出玉性能は旧MAX機並を誇り、人気を博した。のちの継続率65%規制の影響もあり、ロングヒットを記録した。
真北斗無双

2016年5月
継続率65%規制へ
高継続率の台が増えてきた中、「確変継続率の上限を65%まで」とした規制が発表された。これにより、純粋な高継続の台が作れなくなった。

2016年10月
一発台が復活!?
大一商会から「CR天下一閃4500」が販売された。役モノに飛び込んだ一発の玉で大当りを狙う機種として、昔の一発台を再現したゲーム性は業界から高い評価を受けた

2017年1月
小当たりRUSHの革命
小当たりRUSHという小当たりが誘発する状態が開発可能になり、小当たりRUSH搭載機種が出てきたが、どれも小当たりで出玉を増やすという使い方はしなかった。しかし、京楽産業の子会社オッケーから販売されたガンツは、小当たりRUSHを出玉のメインにするという前代未聞の発想で人気になった。小当たりRUSHの新しい使い方は、業界の新たな可能性を感じさせた機種となった。
ガンツ

2018年2月
みなし機撤去問題
パチンコは、3年間設置することができて、その後は再認定を取ればもう3年設置できる。再認定期間を過ぎると本来撤去しなければならないが、撤去しなくても違法ではないため「撤去みなし機」としてずっと放置されていた。しかし、風営法の改正により、撤去しなければ違法となってしまった。これにより、店側は認定切れの台を撤去しなければならなくなった。入れ替え・再認定費用が捻出できない店は次々と閉店していった。

2400発ボーナス規制へ
パチンコは、1回の大当たりで最大2400発払い出しのボーナスまで搭載できた。しかし、規制改正により、2400発⇨1500発に変更された。

【考察】
今後、この歴史ページに良い意味で名を残す機種が出てくることを願います。
【更新】
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